めっきり春らしくなってまいりましたね。
待ち遠しい春ですが、春は子供の交通事故が急増するということをご存知でしたか? なぜなら、4月は多くの子どもたちが新入生となり、通学が始まります。
その結果、通学に慣れていない子どもたちの不慮の事故が増加してしまうのです。
また、7時台や、15時台から17時台まではとくに歩行中の死傷者が多く、いずれも小学生の登校中・下校中の時間帯にあたります。
ですので、ドライバーはこの時間帯や交差点、横断歩道を運転する際、とくに細心の注意を払う必要があります。
では、具体的にどのような対策をすれば良いのでしょうか。
交差点ではどうしても信号やほかのクルマに意識がいきがちなので注意が必要です。とくに夕暮れは歩行者が見えにくくなる時間帯ですので、ヘッドライトは早めに点灯することがとても重要です。 また、横断歩道などの手前に停車しているクルマがあると、その先から飛び出してくる子供などは死角となるため、常にそのような可能性を考え運転する必要があります。 子どもには、急に走り出したり飛び出したりする特性があるといわれています。そのため、駐停車車両、電信柱、曲がり角など死角がある場所や、制限速度が低い場所などではとくに速度を抑えて運転することが重要です。
不慮の事故を防ぐためにも、常に「もしかしたら」「万が一」などの危険を予測して運転しましょう。